風俗嬢はピルを絶対に飲まないといけないんでしょうか?
風俗嬢のよくある悩みとして、生理や妊娠があります。
それらの悩みも、ピルを摂取することでリスクを避けることができるのです。
今回は、ピルを摂取する上での、メリットやデメリットなどを徹底解説していきます。
・ピルとはどういったものなのか
・ピルを服用することによるメリット・デメリット
・風俗嬢はピルを服用するべきなのか
ピルとは一体どういったものなのか
ピルとは、直訳すると「錠剤」「丸薬」といった意味合いになります。
月経周期をコントロールしている女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)が含まれる合成ホルモン剤です。
その中でも、含まれているホルモンの量ができるだけ少なくなっているのが、よく聞く「低用量ピル」になります。
ピルを飲むと妊娠しにくくなる理由を解説
ピルはどうして避妊効果があるのでしょうか?
ピルを服用することによってホルモンバランスを調整して、脳へ「妊娠した」と認識させる効果があります。
脳が妊娠したと認識することによって排卵が起きなるため、避妊薬として使われます。
効果は、服用期間のみになるので、服用期間をやめてしまうと効果は無くなってしまいます。
ピルを使う人が少ない理由
世界のピルの使用率は、19.2%に対して、日本での使用率は1.1%と非常に少なくとなっています。
日本での使用率はなぜここまで低いのでしょうか。
理由は大きく分けて2つあります。
入手するのがめんどくさい
国によっては、ピルをドラッグストア等で手軽に購入できるところもあります。
それに比べて日本では、ピルを入手するためには、病院へ行って医師に処方してもらわないといけません。
もらうために、産婦人科に行って、処方してもらうために理由を話すとなるとかなりの手間になります。
こうしたことが使用率を下げる原因になっているのです。
副作用の不安
ピルの服用によって体重の増加、不妊になってしまうことで、多くの女性は躊躇しています。
体重増加や、不妊の症状は、以前よく使用されていたホルモンの含有量が多い中用量ピルに見られました。
これらの症状だけでなく、めまいや吐き気が出てしまうこともあり、この理由もピルの使用率が下がっている原因になっています。
しかし最近では、従来の中用量ピルよりも低用量ピルが一般的になっています。
低用量ピルは、中用量に比べて成分が抑えられており、副作用もかなり抑えられていると言われています。
風俗嬢がピルを飲むメリットを紹介
風俗嬢はピルを避妊のために服用していると思っている人が多いと思いますが、実はそれだけではありません。
生理を管理できる
風俗嬢は、出勤日と生理が重なってしまい出勤できなくなったり、お客さんからのクレームにつながったりなどがあります。
ピルを服用することによって、生理の周期を自分でコントロールすることができます。
出勤日のシフトが組みやすかったり、クレームを減らすことができるので指名が増えることにもつながります。
また、生理不順だと生理がこないと焦ったり不安になったりと、ストレスもなくすことができます。
生理の症状を緩和できる
女性の中には、生理痛や月経前症候群によって悩まされている子も少なくはありません。
ピルを服用することで、女性ホルモンの安定をさせることができます。
ホルモンが急激に増えたり減ったりすることによる生理痛や月経前症候群の対策になります。
また。生理中の血が出る量も減ったり、短い期間で生理が終わるなどのメリットもあります。
もしもの時の避妊効果
ソープランドでは、コンドームをつけるとはいえ、もしも破れてしまった時など万が一の緊急時の場合があります。
そういった時のためにも風俗嬢はピルを飲むことによって避妊効果があります。
コンドームの避妊率は98%に対して、ピルの避妊率は99.7%と言われています。
コンドームでも十分な避妊率と思うかもしれません。
しかし、先ほども触れたようにコンドームには破損、劣化、プレイ中に破れるなどと言ったことがありえます。
こういったことから、ピルを飲み続けることによって日頃から避妊をすることができるのです。
病気の予防やリスクを減らす
風俗嬢をはじめ、多くの女性がピルは避妊や生理周期を整えるだけだと思っているのではないでしょうか。
実際は、ピルを服用することによって、排卵を止めて様々な病気の予防やリスクを減らす効果も期待できると言われています。
貧血予防
生理が長くなるとその分、血の出る量も増えてしまうため貧血の女性は多くいます。
ピルを服用すると、生理期間を集中して引き起こすため生理の期間を短くすることができます。
継続的にピルの服用を続けることによって貧血予防につながります。
子宮による病気の予防
女性にとって子宮系の病気はとても怖いですよね。
ピルを服用することによって子宮筋腫の縮小効果があり、卵巣がんや子宮内膜がんの予防につながるといった研究結果も出ています。
さらに子宮内膜症や良性乳房疾患といった病気の予防にもなります。
ピルを服用し続けることによって、知らず知らずのうちに怖い病気の対策を行うことができるのです。
むだ毛が薄くなる
腕やすね、腋などのムダ毛は、男性ホルモンと女性ホルモンのバランスによって変わります。
ピルを服用することによって女性ホルモンを外部から摂取できるので、男性ホルモンより優位に傾かせる作用で体毛が薄くなることもあります。
女性にとってムダ毛は誰もが悩むものです。
ピルを正しく服用することによって体毛が薄くなる効果もあるのです。
ニキビが治る
ピルを服用するとニキビが治ります。
というのも、ピルの効果は全身に及ぶので顔だけでなく、肩や背中などケアをしにくい部分にも効果をがあるのです。
女性は、生理やストレスなどでホルモンバランスが崩れやすいです。
ホルモンバランスが崩れると、皮脂の分泌量が2倍になると言われているのです。
皮脂が増えると、それが原因でニキビになります。
ですが、ピルを服用していくことによってホルモンバランスが整うので頑固なニキビも治るのです。
風俗嬢がピルを飲み続けることによるデメリットを紹介
風俗嬢がピルを飲むべきだというのは理解いただけたでしょうか?
しかし、ピルを服用することによるデメリットもあるのです。
副作用が起こる
ピルを飲み始めたばかりの時は、副作用を感じることがあります。
一般的な副作用は、吐き気や頭痛、胸の張りなどになります。
中には、気持ち悪くなって吐いてしまう場合もあり、ピルを飲んでも一緒に出てしまうという悩みもあります。
これらを防ぐためには、自分に合ったピルを服用することです。
そのためしっかりと病院に行き、医師の指示に従って服用することによって吐き気などの副作用の可能性を減らすことができます。
飲み忘れによる妊娠のリスク
ピルの避妊効果は絶大ですが。飲み忘れてしまうとピルの避妊効果は無くなります。
ピルの服用をお開始する際は、飲む時間や量を確認し忘れないようにしましょう。
飲み忘れをすると、生理の周期がおかしくなって急に来てしまったり、望まない妊娠をしてしまうことも。
医師の指示通りに毎日決まった時間を作って最後までしっかりと飲むようにしましょう。
血栓症のリスクが高まることも
ピルを処方される際、血圧を測ったり、タバコは吸うか、どれくらい吸うのかなどの質問を受けを受けます。
理由としては、ピルを服用することで血栓症になる確率が非常に上がります。
どのくらい上がるかというと、ピルを飲まない人に比べて3〜5倍と言われています。
特に、35歳以上でタバコを1日1箱近く吸う人は、処方を制限している病院もあります。
ピルの服用を開始したい場合は、タバコの数量を減らすか、禁煙するようにしましょう。
子宮頸癌のリスクが高まることも
先ほども少し触れたように、ピルによって子宮系の病気の予防になると言われています。
しかし、5年以上の服用を続けると子宮頸がんになる可能性が高まります。
特に若い時は進行が早いので病気には気をつけるようにしましょう。
ピルを処方してもらう際は、5年以上の連続的な服用を避け、子宮頸がんの定期検診を受けて早期発見ができるように努めていきましょう。
性病は避けられない
ピルを使えば避妊効果が見込めるので、ゴムをつけずに生でセックスをしてしまう人が多くいます。
しかし、ピルを服用していても性病を避けることはできません。
HIVや梅毒、淋病、クラミジア、性器ヘルペスなどピルを服用しても多くの性病を防ぐことは不可能です。
性病を防ぐにはどうしたら良いのでしょうか。
それは、コンドームを使うことです。
避妊効果はピルのが高かったですが、コンドームを使用することによって性病の感染するリスクを大きく減らすことができるのです。
風俗嬢でピルを使用できない人の特徴
実はピルは、誰でも服用してよいわけではないのです。
下記の内容に当てはまる人は、ピルを服用することができません。
自分に当てはまるものがないか確認してみましょう。
・乳がんや子宮頸がん等の疑いがある人
・35歳以上で1日15本以上の喫煙者
・妊娠している
・原因不明の不正出血がある
・高血圧
・ひどい偏頭痛持ち
・授乳中
自分がピルを服用できるかできないか迷った際は、すぐに病院へ行き医師の診断を受けるようにしましょう。
風俗嬢はピルを飲むべきなのか
風俗嬢がピルを飲むことに対してのメリット、デメリットなどを紹介していきました。
風俗嬢がピルを服用することによって、避妊できたり生理をコントロールできる分、副作用や飲み忘れによるデメリットがあります。
また、ピルにもさまざまな種類があります。
自分に合ったピルを使うためにも、一人きりで考えるのではなく、しっかりと医師の診断を受け処方してもらいましょう。